地方における物流DX化について

ECショップ運営の課題に物流DXで立ち向かう

ご相談について
魅力的な商品があっても送料がネックとなり、さらに梱包や発送方法の選定、ECショップの開設・運営などが面倒でネット販売に踏み切れない事業者は多い。
ECショップを既に開設していても、収益に繋がらない、情報発信や梱包作業に時間がかけられない、専門知識がないなど、オンラインストア運営には課題が多いのが現実です。

弊社の取組み

弊社は、ネット販売の経験がない事業者も、自社でECショップを運営している事業者も、参加したい事業者や農家の商品を地域の「道の駅」に集め、地方自治体と共にひとつのプラットフォームとなる共同物流センターとしてオンラインストアを構築しました。

 

現在、インターネットを利用した通信販売は各地で行われており、2020年からの緊急事態宣言などの影響もあり市場は急速に拡大しています。その市場を上手く活用すべく各専門機関と協議を重ね、3つの点に注力して物流DX化を推進しました。

1,輸送コストの削減

2,出店者の利便性

3,ウェブ広告などの情報発信サービスの一元化。

まず通信販売においてネックになる事のひとつ「輸送コスト」については、流通拠点を集約することで人件費や設備にかかるコストを削減。また物流数を増やすことで輸送コストを下げることが可能となりました。

また、共同オンラインストアで商品管理から発送まで行い、ウェブ広告や情報配信サービスも一元化して運用しているので、PRについても心配はありません。例えば多くの企業がオンライン販売の可能性を生かしたいと考えていますが、eコマース初心者が陥りがちな失敗として、具体的なターゲット市場を設定しない、効果的なウェブ広告計画を立てない、検索エンジンのクエリに対してウェブサイトを最適化しないなどが挙げられます。

共同オンラインストアを利用することで、これらすべての作業は専門スタッフが行い、出展者は独自にECショップの開設や運営・情報発信などをする手間がなくなり、商品や農産物作りに注力できるようになりました。基盤となるECサイトが地域に根差した道の駅ということで信頼性があり、事業者が参加しやすいプラットフォームを構築することができました。

 

共同オンラインストアの長期的な運営は、リピーターの獲得にもつながります。

豊富な商品ラインナップの中から地元の隠れた名品に触れ、その商品のファンになる方、その事業者のファンになる方も現れるかもしれません。出展者が増えれば新しい発想の商品も日々更新されるでしょう。商品数が増えれば食べ比べなどで目立った商品と掛け合わせなどの企画も充実します。

 

今回プラットフォームになったのは地域の道の駅です。

道の駅とは、飲食店や土産物店、案内板などを備えた観光名所のことで、観光客に地域の魅力を知ってもらい、地元の人と交流してもらうために地方自治体が設置しています。日本には1000を超える道の駅がありますが、利用率の向上のため各道の駅は独自のアイディアで日々の運営に励んでいます。

 

地域の良さを周知している道の駅と物流DXの融合により、地元の名品を安全な運営母体からオンライン販売・購入できるのは、利用者にとっても事業者にとっても信頼と安心感があります。現在進行形で進むこのプロジェクトによって道の駅の存在価値の向上と地域産業の活性化さらにはシニア世代の雇用創造のビジョンも描いています。

私たちが手掛けたことはネット販売の統合プラットフォームを提供すること。物流DXによって派生するコミュニティー、そして地域が活性化していくような継続的な支援もしております。

 

DX事業

プロジェクト計画立案
経験と専門知識に基づいた的確かつ斬新なアドバイスで、計画立案からサポートします。
運輸業者様との交渉
輸送コストや輸送ルートなどの交渉やご提案をします。
プロモーション
モデルとなる店舗や商品を選定しプロモーション活動を行います。
加盟店募集
出展者への説明資料を作成し、募集活動を行います。
システム開発設計
ニーズに合わせた柔軟なソリューションを提供します。
ECシステム構築
ECサイトを効率的に運用できるシステムを構築します。
ECサイトデザイン
ブランドイメージに合う、ユーザビリティも意識したデザインをご提案します。
ECサイトのPRマーケティング
ECサイトの認知度を向上させ、集客や売り上げアップにつなげます。
マーケティング支援
商品の認知度を上げるために、費用対効果の高いマーケティング戦略をお手伝いします。
SEOメディアページ制作、運用
キーワードリサーチからコンテンツ作成まで、一貫したサポートを提供します。
ターゲット調査分析
商品の購買に繋がるターゲット層を調査分析します。
競合調査
ライバルとなりうる企業の商品やサービスなどを比較して、様々な事項の分析を行うために調査します。

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